僕は、バックパッカーと呼ばれる部類のことをしたりします。
皆さんが分かる言葉だと、ヒッチハイクです。
僕がヒッチハイクをしたことがあるのは国内だけですけどね。
明確な目的があってヒッチハイクをする訳ではありません。
自分探しという訳でもありません。
はっきりとした理由がなく、プラプラするだけです。
何がしたいのか?って聞かれると、いつも言葉につまります。
一番は、夜が来て、朝が来る。これを実感したいってだけです。
夜が来て、朝が来る。
家の中で寝て過ごすだけだと、これが意外と実感できません。
ふらーって家を飛び出して、取りあえずヒッチハイク、そして、夜が来る。
この夜って言うものが恐ろしくて仕方ありません。
満点の星空であったり、濃い雲の夜があったりしますが、あまり違いはありません。
安全を保障されてる家で過ごす夜とは違い、
見知らぬ街や村、もしくは海や山、建物の外で過ごす夜は、安全な場所と分かっては居ても、
自分一人という存在は、とてもちっぽけで、夜に自分を食べられてしまいそうな感覚に襲われます。
僕は、荷物は軽い方が良いので、テントなどは持ち歩きません。
寝袋だけで夜の外を過ごすことが多いです。
夜の空を見上げてると、色々考えます。
自分の事や、世界の事、この世の事、考えるだけ考えて、やっぱり答えなんて出ません。
答えが出て居るのなら、それは、もう生きる理由を失ってしまいますからね。
でも、考えずには居られません。
答えがないってことが分かっていても、考えることを止められません。
そうして考えてると朝が来ます。
朝が来ると、基本的には、また夜に考えよう、日本に居れば夜は来るんだ。
そう思って、またヒッチハイクを再開します。
←クリックとヒッチハイクって言葉の感じが似て・・・ない
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