人間は真実を話さない生き物です。
人間は真実を話せない生き物です。
人間は、本能のままに何事も行動しません。
何をするにも何かを考え行動します。
それは、生きる為に必要なことだからです。
その行動を失敗しないために考え行動に移します。
その為に、完璧な真実を相手に伝えたくても出来ません。
もし、他人に、自分の今見て居る空の色を伝えたいとします。
ですが、その人の表現では、まったく同じ空の色を伝えることは不可能です。
Aという名の人間と、Bという人間が二人居るとします。
同じ時間、同じ場所から、AとBが同じ空を同時に見ているとします。
空の色自体はまったく同じですが
Aが見ている空の色と、Bの見ている空の色はまったく同じではないからです。
それは、AとBの体の構造はまったく同じではないからです。
違う種類の性能のカメラで撮影し、現像した写真のように、多少のずれが発生するからです。
※クオリア
この世に完璧にまったく同じ物は存在しません。
それは、人間にも言えます。
この世では、まったく同じ構造の人間は存在することができないのです。
ですので、分かりやすく言えば、
凄く細かくつきつめると眼球の構造がまったく同じ人間は存在しえないということです。
眼球の大きさ、眼球の形、視力、真球度など、細かく見ると存在することが不可能なのです。
※同一性
ですので、おおざっぱに言えば、Aが見ている空の色は青色でも、
もしかするとBにとっては赤色にあたるかもしれないということです。
それなのに、どうしてAはBに空の色を伝えることが出来るのでしょうか?
これが、完璧な真実を伝えることが出来ない要因の一つです。
最初に話をした、考えて行動する。
それは、完璧な行動をとれる人間は居ないからです。
自分の意識した通りの動きを寸分の狂いなく行動出来る人間は居ないと思います。
多少の誤差は、常に生まれているはずです。
簡単に言えば、プロの体操選手が思い描いた通りの技を出すことが難しいということ見れば分かります。
体操選手だけではなく、スポーツ選手を思い描いていただければ分かりやすいと思います。
ある程度の所まで、体を作り替えれば、完璧な動きをすれば、常に勝利を導ける事柄などは多いはずですが、
それは、容易なことではないです。
ですから、どんなに有能なスポーツ選手でも、常に勝利し続けるの難しい。
故に凄いという考えに行きつきますよね?
多少の誤差を含めて完璧とすることの方容易になってくるのです。
ここまで話しても、僕は、今、頭の中に思い描いていることをここに表現することは難しいです。
ですので、まったくと言っていいほど伝えられず。
自分でも何を言っていいのか、よく分かりません。
本末転倒になってしまいますが、こういうことを言いたいのです。
たとえ、自分自身が真実が分かっていようとも相手に完璧に伝えることは不可能だということを、
テレパシーなどが存在するのならば、可能だと思いますが、
それが完璧なテレパシーだと実証することは不可能だと思います。
それを完璧だと実証するためには、もう一人の自分という存在が必要だからです。
ややこしいですね。
また、真実を話さない理由に、全ての人間は自分が生きる為に生きているので自信に不利になるようなことは行動しないということが一番関わってくるからです。
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